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特集記事

器、温泉、お茶…佐賀県がいま世界から注目されている理由に迫る

今こそ訪れたい、佐賀の最前線スポット

提供 : 佐賀県 広報広聴課 サガプライズ!

 

日本が誇る文化であるお茶や焼き物、大地の力を感じる温泉地など、デザインされたラグジュアリーな本物が集まる佐賀県。「本物」の素材や歴史的な文化を大切にしながらイノベーションで進化を続ける、今世界が注目している県の一つです。長い歴史において世界を見据えてきた佐賀だからできることはまさに「JAXURY」。今こそ訪れたいこの場所でぜひJAXURYを体感してみてください。

 

世界が憧れる「有田」

 

注目は、モダンにアップデートされた有田焼

 

 

佐賀県·有田町は、日本の磁器発祥の地。町土の約7割を森林や山岳が占め、有田焼の産地として400年の歴史を育む数々の器が生み出されてきた。いまや、オンラインで何でも買える時代だけれど、古き良き町並みを歩き、とっておきの器を探す楽しさは格別。今年はぜひ有田散歩を楽しみたい。

 

内山地区の裏通りにあるトンバイ塀。登り窯に用いた耐火レンガ「トンバイ」や陶器の廃材を赤土で塗り固めてつくった塀であり、有田の景色を作っている。

 

約2万坪の敷地に陶磁器の専門店が軒を連ねるアリタセラ。

 

陶器のかけらが埋め込まれた道も。これぞ、焼き物の町ならでは。

 

[有田焼]

透き通った白肌に染め付けが特徴的な日本伝統工芸の一つ、有田焼。日本初の磁器であり、17世紀初頭、有田で陶石が発見され、その後の日本製磁器が発展した。

 

1616/arita Japan

 

有田焼の華美ではない美しさはそのままに、新素材を用いたTY Palaceシリーズ。Plate220 Gray 小¥990、中¥1650、大¥2750

 

2012年、有田焼を世界へ伝える新ブランド「1616/arita japan」を立ち上げた百田陶園。

 

2012年、有田焼を世界へ伝える新ブランド「1616/arita japan」を立ち上げた百田陶園。

 

自然光が差し込む100坪以上の店内の床材には北欧から取り寄せたダグラス(米松)を使用し、スタイリッシュで広々とした空間を作りあげた。ゆっくりとした時間のなか、日々の定番となる一皿を探し求めたい。

 

ピエール·シャルパンの“アラベスク”のドローイングを中央に絵付け。アートとして飾るのもおすすめ。PC Edition Plate 各¥51700

 

Information
有田焼の伝統を継承しながら、従来のデザインとは異なるアプローチで現代的にアップデート。
百田陶園
佐賀県西松浦郡有田町赤坂2351-169アリタセラ内
☎0955-42-2519
営業時間:10:00~17:30
定休日:年末年始

 

深川製磁

 

100年の伝統を持つ吹き付け技法を用いた染め付けのブルーワイナリーシリーズ。パスタ皿¥6050

 

1900年のパリ万国博覧会で最高峰の金牌を受賞して以来、欧州で高く評価され宮内庁御用達となった窯元· 深川製磁。品格ある青は、「フカガワブルー」と評され、光にかざすと透けるほどの透白磁とのコントラストが印象的。

 

有田の中心地といわれる内山地区にある大正期に建てられた深川製磁本店。

 

Information
深川製磁の初代· 深川忠次が手がけた明治期の作品を見ることが出来る参考館。そして、現代の職人が手掛けた作品まで、深川製磁の長い歴史を感じられる場所。
有田焼窯元 深川製磁 本店
佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-8
☎0955-42-5215
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始

 

アリタポーセリンラボ

 

海外からも評価の高いプラチナ、ゴールドシリーズは食卓が一気に華やぐ。食洗機で洗える手軽さも魅力。小鉢・小飯碗の蓋¥2200、小鉢・小飯碗¥4950

 

創業1804年、200年以上の歴史に息づく「弥左ヱ門窯」から生まれた有田焼ブランド。マットな質感と、伝統的な絵柄を使用しながらも色数を減らすことで都会的にアップデートし、日常に馴染むデザインに。和食、洋食を問わずどんな料理とも相性がよく、料理を盛ることで器本来の魅力が発揮される。

 

コンポート¥33000

 

Information
日本の四季をテーマにした、新しいスタイルの有田焼「JAPAN」シリーズは海を越え、多くのセレブリティをも魅了。
アリタポーセリンラボ旗艦店
佐賀県西松浦郡有田町上幸平1-11-3
☎0955-29-8079
営業時間:11:00~17:00
定休日:火

 

 

李荘窯

 

おせち料理を入れるために作製された球型の重箱。コンピューターの3Dソフトで設計し、機械で切削して型をつくることで、より精度の高い球体が出来上がる。白磁珠型三段重¥7700~、白磁珠型五段重¥99000~。

 

当主の寺内信二が古伊万里の陶片に魅了され、江戸時代の伝統的な絵柄を継承。さらに、最新のデジタル技術を組み合わせることで、新しい有田焼の表現を追求。とくに「珠型五段重」と「珠型三段重」は看板商品の一つ。

 

Information
酒器、茶器、食器などがラインナップ。手作りの真鍮の取っ手がアクセントになった土瓶も美しい。
有限会社 李荘窯業所(李荘窯)
佐賀県西松浦郡有田町白川1-4-20
☎0955-42-2438
営業時間:8:30~17:00
定休日:日、祝日、土曜のみ不定

 

KIHARA

 

1616年、日本で初めて磁器生産を始めた有田。そんな、有田焼に縁のある「16」の数字をテーマに作られたのがArita Icon。「名所と風景を16ヵ所」+「道具16個」のアイコンを一つの大皿にまとめたデザインはインテリアとしてもおすすめ。Arita Icon¥3630

 

400年続く伝統技術、美意識を受け継ぐ職人たちと共に、作品を丁寧に作り上げるKIHARA。海外企業との商品開発や国内外のアーティストとの共同開発も積極的に行い、時代に合わせて挑戦を重ね新しいデザインを生み出している。

 

Information
目で見て楽しい器が多く、ポップで洒落た絵柄の豆皿もおすすめ。
KIHARA ARITA本店
佐賀県西松浦郡有田町赤坂丙2351-169 アリタセラ内
☎0955-43-2325
営業時間:9:30~17:00
定休日:元日

 

SHOP information

有田焼五膳

 

有田焼五膳¥1500

 

お食事処 本陣
佐賀県西松浦郡有田町中の原1-1-12
☎0955-42-6433
営業時間:11:30~15:30(夜は予約のみ受け付け)
定休日:不定